プロが使う逸品「北陸」の特徴

北陸の最も寒く厳しい冬の1月~3月にのみ仕込みを行います。
原料は、富山県小矢部市産大豆、富山県高岡市産小麦、沖縄県産シママースのみを使用して造る手造り醤油です。
麹を造る麹室(こうじむろ)は、今では、全国的にも珍しいレンガ造りの麹室、麹はこちらも珍しい麹蓋(こうじぶた)と呼ばれる木の箱で麹を造り1枚1枚丁寧に麹を造ります。

麹は2日目に1枚ずつ手入れ作業を行い麹の温度にムラの出ないように管理します。また、麹室の温度調節は、天井にある4つの天窓の開け閉めをしながら温度と湿度の調節を行います。麹室の室温は、30度程、湿度は70%ほどに調整し、麹の温度を27~30度で、麹の温度上がりすぎると黒くなり下げすぎると麹になりません。麹造りには、かなり気を使います。

出来た麹は、麹室から出し塩水の入れてあるもろみ蔵に入れます。
麹と塩水の3年間ゆっくりと醗酵熟成させ、こまめに撹拌作業(櫂入れ)を行いながらもろみの管理を行います。春夏秋冬、自然の気候にまかせ、ゆっくりと醗酵熟成させてもろみの良い頃合いを見てゆっくりと搾ります。

ゆっくりと寝かせることで大豆の甘み・小麦の香ばしさ塩のうま味が凝縮されたうま味の強い手造り醤油が仕上がります。
是非、一度お試しいただきたい逸品です。
また、大豆や小麦を作って頂いている農家さまに感謝いたします。